かな~りお久しぶりのねこホリックです。
もう季節は秋ですね。
この間、愛猫の突然の病発症がありブログを書いている時間などありませんでした。
最近では家族の努力の甲斐もあり落ち着きをかなり取り戻しましたので、今現在同じ症状でお悩みの方がいらっしゃいましたら少しでもお役に立てるかと記事にすることしました。
その日は突然やってきた
8月27日はココの2歳の誕生日。
いつものように手作りケーキ風ご飯を誕生日仕様に作り、いつも通り食べ終わりました。
以前より我が家の食欲ぶりは病気なのではないかと思っていた主な行動は。。。
食事後にも誕生日だからおやつも用意していたのですが、あまりにも早く欲しがるため人間も休憩したいのもあり家族とコーヒーを飲みながらリビングで座っていました。
最初の内はココも机の上に横になったりしていたのですが、ねずみのおもちゃを発見したので一緒に遊んであげていました。
すると。。。
(かなり低い唸り声)うぅう。。。
今まで聞いたこともないココの声が聞こえてきたので、ふと見るとビックリするくら全身の毛を逆立てて耳は真後ろ、尻尾は真下でまさに威嚇体制で私に向かっていました。
見たことない姿に驚いたのですがそこからが凄かった!!
野良猫ちゃんが喧嘩をしているような声で本気で追いかけられたのです。
ソファの上に登り、身体をクッションでガードして逃げましたが、どこまでも追いかけるココ。
家族がいてくれたのでなんとか止めてもらい私はリビングを出ました。
まさしくあのまま噛まれていたら私は病院行きになっていた程の形相でした。
威嚇を繰り返すようになり病院に行く
誕生日の日の最初の一番酷い威嚇はないものの、その時以来常にピリピリして何かあるとシャーっと怒ったり威嚇して追いかけられたりするようになりました。
そして怒って威嚇した後は必ず小さい声で鳴き寂しそうな目で近くまで寄って見てくるのです。
この姿がなんとも可哀そうでただただ何とかしてあげたくて、必死にネット検索をしました。
ネットで調べても2日程で出なくなったと書いてあるサイトを見たりしたのですぐに病院に連れて行きませんでした。
ただ誕生日の日から夜も寝ずにウロウロして、落ち着いて横になることもしなくなり昼間もほとんど寝なくなったため2日後に病院に連れて行きました。
事前に調べて予想していた病名を言われました。
今通院している動物病院にはMRIなどの設備が整っていないため、ちゃんとした検査を受けるならどこか違う病院に診察を受ける必要がありました。
ココは威嚇行動と寝ないだけで他に症状があるわけでもないし、ましてや少しストレスを加えたただけで怒り出す状態だったため、他の病院を受診するのはひとまずやめておく方針になりました。
その代わりにてんかん予防薬を飲んで様子を見ることになりました。
病院でも激怒症候群の発作が起きたため診察室が大変なことになったのは言うまでもなく。。。
動物相手のお仕事は本当に大変だなと感心するばかりです。
先生方、動物看護師の方々、本当にいつもありがとうございます♡
激怒症候群って?
さてさて激怒症候群とはですがまだまだ新しく見つかった病気のようで、元々は犬に多くみられた症例らしいです。
それが最近になって猫にも見られるようになったとか。
詳しくはネットで検索されてもいいですし、ねこの気持ちNEWSにも掲載されています。
・まだまだ新しい病気である。
・この病気を研究されている先生も国内には存在する
・3歳未満で発症する
・威嚇以外にも寝ないなど過敏になるのも症状の一部
・てんかんからくると言われている
発作のトリガーポイントを知る

病院に行ってからまずは毎日薬を飲ませました。
ココは無類の食いしん坊なので薬をちゅ~るに混ぜて飲ませることには成功しました。
毎日家族でココを観察して何で怒るのかをできるだけ見て感じるようにしました。
すると分かったことが。。。
・私と母に対して怒る
・私と母に対しての依存が強い
・ご飯を欲しい時にもらえない
私と母に対しての依存が強いのはもはや変えようがないけれど、ご飯だけは工夫でなんとかなるのではないか、となりました。
ご飯の工夫は以前からしていましたがゲージの中に入れて1粒ずつ与えるやり方は変えずに、他の方法も取り入れました。

・フードをふやかす
・寒天ゼリーを作ってフードをかさ増しする
・量は増やさずご飯の回数を増やす
ご飯の与え方を変えて薬を服用し始めてからはかなり威嚇する回数は減りました。
それでも敏感なことには変わりはなく生活音は大丈夫でも、外から聞こえる風の音や物音、聞いたことない音に過剰に反応するようになっていきました。
バッチフラワーレメディを取り入れる
バッチフラワー(Bach flower remedies)は、植物の持つ本来のエネルギーをエッセンスという形態で身体に取り込むことにより、気分の改善を図ることができるという思想、およびその商品である。1936年にイギリスの医師エドワード・バッチ(Edward Bach)が提唱した。
医薬品のように身体的な病気や症状に直接作用するものではないという立場であり、病気の治療を目的として使用することは推奨されていない。あくまで人の感情面に作用すると主張されている。思想的にはホメオパシーの流れを汲んでいる。日本では「フラワーエッセンス」という名称で商業展開されている。実質は花を洗面器で浸した水を高度希釈したものを、経口投与と言う形で摂取し、精神の安定を図るものである、と信奉者は主張する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
私はバッチのプラクティショナーではありませんが、今は引っ越しをした都合通えませんが毎月講座が開催されていたので通っていた経験があります。
長く通っていたのである程度の知識は有し、資料も持っていました。
もちろん私自身も服用しています。
バッチは英国王室ご用達でキャサリン妃が結婚式の際にレスキューレメディーを飲まれたということでも有名ですよね。
私の所持していた資料ではイマイチ納得できなかったため動物のためのバッチ用の書籍も購入しました。
ペットの心と体を癒すための本には動物の感情や行動の例がたくさん挙げられています。
そのため人間用に書かれた私の持っていた資料やサイトなどにはない情報が得ることができました。
バッチは最大7種類までブレンドしたりして一緒に取ることができます。
アルコールタイプとグリセリンタイプがあるので購入される際にはご注意くださいね。
私自身もアルコールタイプよりはグリセリンタイプの方が好きですし、動物はグリセリンタイプをご使用ください。
今回ココのためにチョイスしたものは
緊急時のレメディー。緊張するときや落ち着きがないとき。
原因が分からない恐怖感や不安感のためのレメディー。
原因の分かった恐怖感へのレメディー。
7種類までブレンドできますがレスキューは5種類のレメディーが1本になっているため、レスキューを選ぶ場合はあと2種類まで選ぶことができます。
上記の3本でトリートメントボトルを作りフードや水に混ぜて与えてみたところ、物音に過剰に反応して敏感になっていたところが治まってきて、今ではほとんど現れていません。
ビルバック フェリウェイ
我が家にとって最大の救世主がビルバックのフェリウェイ®です。
母が探し出してきたもので、猫用のフェロモン製品です。
ココは同じビルバックのご飯が大好きで毎日与えていました。
フェロモンと聞くとどうも色気などを想像してしまう私。
色気出してどうするんやろ。。。とは思ったけど藁にもすがりたいとはこのこと、本当にこれからどうしようと困っていたので獣医さんに相談に行きました。
例えばペットホテルとか環境が変わる子に使っていましたけど。
コレが効くかどうかは分からないですけど一度使ってみてもいいかも。
有害なものでもないし。
早速注文して翌日の夜から使い始めました。
使い始めた当日は変わらず少し敏感になる時もありましたが、翌日から目を見張る程の変化が現れました。
まずは自分から寝るようになったこと。
それまでは人間が起きていたらココも絶対寝なかったため、家族は昼間でも眠くもないのに横になり寝たフリをして、安心したココは寝ていくという日々が1か月続いていました。
それがフェリウェイを使い始めて朝も夜も自分から寝てくれて家族の喜びようといったら凄かったです。
拡散式のため部屋中を閉め切りできるだけ部屋に充満させるようにしました。
フェリウェイを使い始めてから一度も威嚇はでてきていませんし、自分から寝て、落ち着いて横になれるようにもなりました。
本当に大きな進歩です。
まとめ
愛猫の病気は辛いものです。
家族も大変ですが一番辛いのは猫です。
なんとか家族一丸となって今はかなりいい状態をキープすることができています。
どれが一番効いたとかは分からないですが、薬、バッチ、フェリウェイ、愛情 全てがココのために効いて今があると思っています。
こちらの記事は何かありましたらこれからも追記していきたいと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。